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全力感覚シリーズ その1 親指&人差し指

親指と人差し指がバレルに接している部分を全神経を研ぎ澄まして感じる。

 腕の振りとダーツが盤面に到達するスピードが合わない(ex 腕の振りがめちゃくちゃ早いのに矢速が遅い),リリースは遅れていないのはずなのにどうにも垂れる,どうにも不調だ,届く気がしない,投げている感触がない。このような人達は,大体親指と人差指でバレルを支えている感触がない若しくはセットアップ時には確かにあるけど,テイクバックエンドまでにそれが消えている。もちろん,握り込もうが,グリップが深かろうがなんだろうが,この「親指と人差し指がバレルに接している部分を感じ続ける」ことは可能だ。それが感じ取れないor途中で消えるということは,悪い意味で指に力が入っていない(指に力を入れろという意味ではない),つまり指が利いていないということだ。こうなると,バレルを押す感触は掴めず,腕の振りでカバーしようと無理矢理投げる羽目になりがち。結局,ダーツにロスなく力を伝えることが難しくなり,安定した成績や大事な一投(コーク,アレンジ,上がり)での意図しない失投がまとわりつき,勝てないプレーヤーになりやすいかも。(勝てないかどうかは個人的感想)

 とにかく,この感覚を感じ取りながら投げることが出来れば変な横ズレは発生しづらい。ロスなくダーツを飛ばすには,対象の重さを感じ取り,それに対して適切な力を加えるのが肝だ。重さを感じ取れるかどうかは,様々な要素が絡んでくるので一概には言えないが,今回のテーマである「親指と人差指がバレルに接している部分」を感じているかどうかはその要素の一部分だと思うので,蔑ろにはできない。重さって具体的にどれくらいの話してんだよ?という疑問も,何かしらの理系的な実験を行えばおよそこれくらいと例えることが出来るだろうけど,ここで言いたいのは,「重量というよりか存在を感じて欲しい」ということ。それを感じ取れれば,身体が自動的に調整を図ってくれる。人がある物体を持つときにわざわざ適切値を遥かに超えた力を使ったりはしないだろう。ダーツを投げる人の7割は,おそらくバレルを感じ取れていない。みんなテイクバックエンドから先の腕の動きばかりに囚われて,主役のバレルは無視している傾向にある。その是非は置いといて,たまには主役のことを考えてあげてみるのもいいかなと。

 ダーツの難しいところは,道具が細長い物体であり,なにより手首を旋回(回内させる)という点だ。ボールペンや鉛筆等,字を書く行為もダーツに限りなく近いけど,何よりダーツは正面の盤面に向かわないとならず,手首を内側にひねることで照準を合わせることになる。(実際合わせるべきかどうかは置いといて) この手首を内側にひねる(回内)ことで,指が利きづらい現象が起きやすいように思う。というか回内により前腕(肘から指まで)の神経が伸びる=指も伸びやすい(意図せず)ので,自分の意図したタイミングでバレルに力を加えづらくなり,無理矢理に腕で押し込む形になる。トッププロ達は,この辺を何かしらの動作で上手く回避,制御して投げているので安定したシュートが出来ている。例えば村松治樹などは,テイクバックエンドで若干手首を回外(外側にひねる)してる。(あと握りこみも)今もやっているかどうかは確認していないし,恐らく無意識に行うようになったのだろうが,いい動作の一つだと思う。(本人は握りこむ動作を治したいと言っていたけど…)

 

とまぁ,感覚の話なのでお遊び程度で参考にして欲しい。

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