体重移動の作り方
体重移動の重要性については、何度もブログ内で述べてきた。
気になる人は、ブログ内検索で「体重移動」を入れてみると良い。
体重移動がなければ、ダーツは投げられない。
体重移動は、傍から見て”明らかに動いている”と判断できるほどの動作とは限らない。
逆に”明らかに動いている”という動作の場合もある。これは、各人の体型(体重)や骨格次第であり、人によるものだ。
度々注意喚起しているが、”癖”を取り除くことを安易に敢行すべきではないというのは、この話に繋がる。その”癖”により、体重移動が促されている可能性がある。
大分端折るが、フォーム構築をしていく流れで体重移動が”自覚なく失われ”若しくは”体重移動とスローのタイミングが合わなくなる”ことで、多くのプレイヤーはイップスや不調の波に巻き込まれていく。
まずは体重移動を感じよう。
冒頭に述べたとおり、体重移動は傍から見て動いているものとは限らないが、ファーストステップとしては”わざとらしく”動くことで構築していくことを推奨する。
では、具体的にどのような流れで体重移動を作るのか。
これは、昔出会った(古すぎて出典元が思い出せない)情報の受け売りになるのだが、
お家で誰でも出来ることなので是非やってみて欲しい。
まず、下記図のとおり、500mlの空のペットボトルを用意し、半分に満たないほどの水を入れる。


この水の動きが体重移動を表していると思って欲しい。
ペットボトルをダーツに見立て、普段通り構えて、水を前後に”絶えず”動かすことが体重移動を作る練習である。
最初は、身体を前後に揺らすことで強制的に水の流れを促すことになるだろう。
慣れてくると最小の動きで大きく水を揺らすことができるはずだ。
実際にダーツを投げる際は、この水の流れをイメージし、水の流れに合わせてスローを行うことになる。
とても地味で、退屈な練習であるが、投擲の”基礎”になる。
例えば、緊張下ではこの動き(体重移動)が行われていないことで、普段通りの飛びにならないことが考えられる。
ダーツにおける目の使い方
またもや解読不明な記事ですが。
自分の目の使い方の最終的な目標を語ります。
的全体がボヤっと見えていながらも、ダーツの飛びが最初から最後まで追えるような視野。
具体的云えば、左眼で的を見ながら右眼でダーツの軌道を追いかける。
ダーツの軌道に対しては、「見える」のではなく、「見にいく」「追いかける」という、意識的なものだ。
もつ一つ求めるなら、左眼には的だけでなくダーツの飛びが「見える」役割を担ってもらいたい。これは、右眼と違い、無意識的なものだ。「映る」という表現が正しいか。
つまり、ダーツを二重で見たいわけ。
立体的に空間を捉えるにはこれしかない。
何故、立体的に捉えるべきか、この辺りは後日語るとして、右眼と左眼は別に使う方法を最終目標として考えている。
自分としては利き目とかどうでもいい(言い過ぎか)。客観的事実に対する自覚をスロー中にどれだけ稼げるか、これが修正力や身体のバグの発生率を抑える結果となると考えている。
イップス君や制御が効かないマンに告ぐ
セットアップからテイクバックエンドまでとにかく小細工をしなさい。
腕が伸びようとする現象を止めるための時間稼ぎを「テイクバックエンドまでに」行う。
例えば、セットアップしてから、小刻みに腕を揺らしたり、身体を揺らしながらテイクバックに入りスローへ。
他にも無限にあるが、何でもいい。
グリップを握り直したり、口をもぐもぐしたり、目をパチパチしたり、アマチュアからプロに至るダーツ関連の動画を見てあらゆるプレーヤーから盗むといい。
その際、スローラインに入る前からテイクバックエンドまでの「癖」に注目だ。その後のフォローとかリリースの仕方とかそんなものは忘れなさい。フィルテイラーだけを参考にするな。
そして、ブレることを恐れるな。
動かないから、身体のコントロールが出来ないんだ。むしろ、トップ組は動くからブレないと考えて欲しい。
そして、テイクバックエンドまでにその小細工を行うのだ。これが投げる準備を作ることになる。
言ってる意味はわかるけどどうすればいいんだよ。
「絶対に腕で投げるな」「体重のパワーを使ってダーツを飛ばすんだよ」「真っ直ぐなんて意識したとこで上手くいかない」
こんな抽象的なことばかり書き続けてきたものの、一定の理解を示してくれる人からすれば、言ってる意味はわかるけどどうすればいいんだよ!って気持ちですよね。
自分も答えを探しています。
あえて言うなら、「セットアップ前〜セットアップ時にしっかり立つこと」が大事。
腕で投げたり、体重のパワーをロスして(or使えず)投げてしまうってことは下半身が機能してないことが起因してる。
動作というのは下から(下半身から)始めるのがスムーズに行えるコツだ。
あらゆるスポーツの1動作(バットやラケットのスイング等)、カラオケで歌を歌うのもしかり、字を書くにも、上半身だけで行うより格段に上手くいく。力の伝わり方、コントロールの制御が上半身だけの動作よりも下半身→上半身の連動によりスマートになる。
(再三書き続けてますが、すべて実体験を元にした感覚を言葉に起こしてるだけです。専門知識がないのでソースやロジックはないです。)
なのでしっかり「立つ」こと。
この、「立つ」っていうのは特定のスタンスを指すわけでもなければ、力を込めるわけでもないし、下半身を固定せよと言いたいわけではない。(むしろ絶対止めて)
ここまで整理したものの最終的な答えは自分でもわかりません。
イメージは、上半身の体重(重みを)すべて下半身に委ねる(落とす)ことかなと。そうしてセットアップをするのが体重を使う準備としてベストだと考えております。
この辺を蔑ろにして投げてしまうと上半身のみの力を使ってしまい、思うように飛ばせないことが多発するのだと思います。
お酒とイップスについて
久しぶりにイップスについて書きます。
現在は治った(抑えた)ものの、腕の出ないイップスに苦しめられた約3年半、他のイップスの人よりもダーツと向き合った時間が多かったと自負している。その期間、沢山の感覚を得た。ダーツを持ったまま勝手に腕が伸びていく気色の悪いあの感覚や、勝手にテイクバックが始まり、勝手に手首が返り始めたりする、身体が乗っ取られるあの感覚も、今や悪い基準を測る一つの糧となっている。
そのような経験の中で得た、絶賛イップスの人へ向ける一つアドバイスと注意喚起があります。
以前の記事でも書いた、アルコールによるドーピング(イップスを抑える)についてです。
つまるとこ、アルコールの摂取により一時的にイップスは緩和されます。飛び跳ねてジャンプしたりしなきゃ畳んだ腕が出せない時期の自分ですら、アルコールを摂取したハウストーナメントではかなり緩和されて投げることが出来てました。
初めての経験でした。しかし、次の日…というか飲酒ペースを落としアルコールが薄まってきた数時間後には摂取前より酷い状態に成り果てたイップスマンに変身していました。
これは、アルコール摂取により、身体の各神経の反応を鈍らせた結果、腕が出ない(or勝手に出る)イップス≒反射を引き起こさずに過ごしたものの、その間は、通常なら反射する動作で投げ続けたものだから(つまり無理矢理投げることが出来てしまった。アルコールのお陰で身体が「無理矢理」と反応しないためイップス症状が起きない。)、筋肉に負担が掛かり、時間が経ち、むしろ摂取前より酷い反射が起きたということ。
なので、一時的に酒を入れて対応する分には問題ないと思うけど、常時アルコールに頼ってしまってはフォーム構築なんてものはなくなるという恐れがある。イップスになる時点で根本から投げ方が間違っているんだと認めてあげないと、苦しいダーツは止まないのである。
イップスを退治(根本的なフォームの変更)すると、おそらくレーティングはガク落ちするだろう。二度と上に上がれない可能性もある、でも、イップスの症状でダーツをやる苦しさよりは数百倍いいよ。慢性的なイップスの人は、勇気を持ってこれまでの悪しきアドバイスを疑ってみてほしい。