ダーツが好きすぎて、どう生きていけばいいか分からないblog

ダーツに取り憑かれ、四六時中ダーツで頭が埋まり、人生破綻した人間のblog

2023年のダーツ

お久しぶりです。

数年単位でまったくといっていいほどダーツに触れていません。

10ヵ月にいっぺん投げる程度。

 

たまたまこのブログを思い出した。

8年前~くらいの話になるけど、我ながら中々良いことが書かれている。

世に蔓延るなんちゃってダーツ理論よりもはるかに信憑性はあると思う。

 

あれから大分景色が変わってしまった。
コロナの影響で僕の地区からネットカフェが消えてしまった。
おかげで24時間投げ続けることが出来る環境が失われた。
それまでは定期的に投げていたダーツも途端に御無沙汰に。

 

ブログを書いている時点で「わずかに」熱がでてきたのかな。
もう一度熱中したいな。ダーツ

 

ダーツにおける目の使い方

またもや解読不明な記事ですが。

自分の目の使い方の最終的な目標を語ります。

的全体がボヤっと見えていながらも、ダーツの飛びが最初から最後まで追えるような視野。

具体的云えば、左眼で的を見ながら右眼でダーツの軌道を追いかける。

ダーツの軌道に対しては、「見える」のではなく、「見にいく」「追いかける」という、意識的なものだ。

 

もつ一つ求めるなら、左眼には的だけでなくダーツの飛びが「見える」役割を担ってもらいたい。これは、右眼と違い、無意識的なものだ。「映る」という表現が正しいか。

 

つまり、ダーツを二重で見たいわけ。

立体的に空間を捉えるにはこれしかない。

何故、立体的に捉えるべきか、この辺りは後日語るとして、右眼と左眼は別に使う方法を最終目標として考えている。

自分としては利き目とかどうでもいい(言い過ぎか)。客観的事実に対する自覚をスロー中にどれだけ稼げるか、これが修正力や身体のバグの発生率を抑える結果となると考えている。

 

イップス君や制御が効かないマンに告ぐ

セットアップからテイクバックエンドまでとにかく小細工をしなさい。

腕が伸びようとする現象を止めるための時間稼ぎを「テイクバックエンドまでに」行う。

 

例えば、セットアップしてから、小刻みに腕を揺らしたり、身体を揺らしながらテイクバックに入りスローへ。

他にも無限にあるが、何でもいい。

グリップを握り直したり、口をもぐもぐしたり、目をパチパチしたり、アマチュアからプロに至るダーツ関連の動画を見てあらゆるプレーヤーから盗むといい。

 

その際、スローラインに入る前からテイクバックエンドまでの「癖」に注目だ。その後のフォローとかリリースの仕方とかそんなものは忘れなさい。フィルテイラーだけを参考にするな。

 

そして、ブレることを恐れるな。

動かないから、身体のコントロールが出来ないんだ。むしろ、トップ組は動くからブレないと考えて欲しい。

そして、テイクバックエンドまでにその小細工を行うのだ。これが投げる準備を作ることになる。

 

 

言ってる意味はわかるけどどうすればいいんだよ。

「絶対に腕で投げるな」「体重のパワーを使ってダーツを飛ばすんだよ」「真っ直ぐなんて意識したとこで上手くいかない」

こんな抽象的なことばかり書き続けてきたものの、一定の理解を示してくれる人からすれば、言ってる意味はわかるけどどうすればいいんだよ!って気持ちですよね。

自分も答えを探しています。

あえて言うなら、「セットアップ前〜セットアップ時にしっかり立つこと」が大事。

腕で投げたり、体重のパワーをロスして(or使えず)投げてしまうってことは下半身が機能してないことが起因してる。

動作というのは下から(下半身から)始めるのがスムーズに行えるコツだ。

あらゆるスポーツの1動作(バットやラケットのスイング等)、カラオケで歌を歌うのもしかり、字を書くにも、上半身だけで行うより格段に上手くいく。力の伝わり方、コントロールの制御が上半身だけの動作よりも下半身→上半身の連動によりスマートになる。

(再三書き続けてますが、すべて実体験を元にした感覚を言葉に起こしてるだけです。専門知識がないのでソースやロジックはないです。)

なのでしっかり「立つ」こと。

この、「立つ」っていうのは特定のスタンスを指すわけでもなければ、力を込めるわけでもないし、下半身を固定せよと言いたいわけではない。(むしろ絶対止めて)

ここまで整理したものの最終的な答えは自分でもわかりません。

イメージは、上半身の体重(重みを)すべて下半身に委ねる(落とす)ことかなと。そうしてセットアップをするのが体重を使う準備としてベストだと考えております。

この辺を蔑ろにして投げてしまうと上半身のみの力を使ってしまい、思うように飛ばせないことが多発するのだと思います。

お酒とイップスについて

久しぶりにイップスについて書きます。

現在は治った(抑えた)ものの、腕の出ないイップスに苦しめられた約3年半、他のイップスの人よりもダーツと向き合った時間が多かったと自負している。その期間、沢山の感覚を得た。ダーツを持ったまま勝手に腕が伸びていく気色の悪いあの感覚や、勝手にテイクバックが始まり、勝手に手首が返り始めたりする、身体が乗っ取られるあの感覚も、今や悪い基準を測る一つの糧となっている。

そのような経験の中で得た、絶賛イップスの人へ向ける一つアドバイスと注意喚起があります。
以前の記事でも書いた、アルコールによるドーピング(イップスを抑える)についてです。

※参考※
http://tklaw.hatenablog.com/entry/2015/09/18/152619?_ga=2.101352263.790303245.1540217215-1462265691.1528207700

つまるとこ、アルコールの摂取により一時的にイップスは緩和されます。飛び跳ねてジャンプしたりしなきゃ畳んだ腕が出せない時期の自分ですら、アルコールを摂取したハウストーナメントではかなり緩和されて投げることが出来てました。
初めての経験でした。しかし、次の日…というか飲酒ペースを落としアルコールが薄まってきた数時間後には摂取前より酷い状態に成り果てたイップスマンに変身していました。
これは、アルコール摂取により、身体の各神経の反応を鈍らせた結果、腕が出ない(or勝手に出る)イップス≒反射を引き起こさずに過ごしたものの、その間は、通常なら反射する動作で投げ続けたものだから(つまり無理矢理投げることが出来てしまった。アルコールのお陰で身体が「無理矢理」と反応しないためイップス症状が起きない。)、筋肉に負担が掛かり、時間が経ち、むしろ摂取前より酷い反射が起きたということ。

なので、一時的に酒を入れて対応する分には問題ないと思うけど、常時アルコールに頼ってしまってはフォーム構築なんてものはなくなるという恐れがある。イップスになる時点で根本から投げ方が間違っているんだと認めてあげないと、苦しいダーツは止まないのである。

イップスを退治(根本的なフォームの変更)すると、おそらくレーティングはガク落ちするだろう。二度と上に上がれない可能性もある、でも、イップスの症状でダーツをやる苦しさよりは数百倍いいよ。慢性的なイップスの人は、勇気を持ってこれまでの悪しきアドバイスを疑ってみてほしい。

あなたが持っているものはダーツ

このブログでは、しつこいくらいに「真っ直ぐの意識は間違い」「フォロースルーに拘る意味がない」「スイング・プッシュの区分けは無駄」「腕の振りを意識するな」「的と身体の距離を近づけることが正しいのは間違い」「肘から上だけ動かす意識も間違い」となんちゃってダーツプレーヤーを批判的に捉えている。当然納得出来ない方も多かろうと思う。しかし、低いレーティングで延々と停滞してるプレーヤーはまず間違いなく上記意識が邪魔している。と個人的に考えてる。腑に落ちないのも理解出来るので、今回は、誰もが当たり前に意識すべきことを伝えようと思う。

「あなたは何を盤面に投げているか?」

答えは簡単。ダーツ(バレル)である。

では、バレルを意識して投げているか?
このブログでも重さを感じて投げてみてなど伝えてきたかと思うが、あなたが持つ「それ」は、メーカーや種類により形状は違えど「細長い棒」であることは間違いない。

この「細長い棒」を投げるという意識が、多くのプレーヤーに欠如している。
軽量な棒を投げるのに必要最小限≒適正な出力パワーを測るには、「細長い棒」を投げるという認識が欠けてはならない。

丸めたティッシュや紙くずをゴミ箱に向けて全力フルパワーで投げたりはしないだろう。
それは、これから何を投げようとしてるのか自身が認知出来ているため、自然と出力パワーを測っているからである。

皮肉にも、ダーツという競技は、盤面に向け身体を捻り、かつ、手首の強い回内により指の神経が通常よりも悪い意味で使われているため、バレルに対する認知が弱い傾向にある。器用な(上手な)プレーヤー達は、それをグリップの形や身体の動作で補っている。

少し話がズレたが、兎にも角にも冷静に考えて欲しい。どんなに毎日何時間も一生懸命に腕の振りを意識したところで、あなたが利き手に持つ「それ」は、「細長い棒」なんだ。それを持っている、飛ばそうとする意識がなきゃ、あなたは腕「だけ」を振っているようなもん。主役は腕じゃない、ダーツそのものだ。カタパルトとか滑走路とかそんな意識あっても主役を意識しなきゃ何の意味もない。

ダーツの方向性が分からなくなった時は

何の練習・意識をすればいいのかわからなくなった、自分は出来るだけ口に出すのを控えたい単語「調子の変動が激しい」等、どうにもうまくいかない時期はどうすれば「身体で投げるか」を第一に考えてることにしている。

このblogでは、「腕の力を使わない」、「無理矢理伸ばさない」、「ロスなく効率的に力をバレルに伝える」、「体重移動の力のみを使う」といったような思想で自分のダーツに対する想いを伝えているが、上記の「」の思考が正しいと理解していても、大きく崩れてしまったり、フォームの迷子になるといつの間にか、「」の考え方から大きく乖離したダーツ界に蔓延る悪しきフォーム論で無理矢理抜け出そうと躍起になっている時がある。

 

いかなるときも冷静に「身体で投げること」を第一に考えれるように思考の癖をつけなければなぁと反省。

 

下降気味だけじゃなく、絶好調の時も同じ。スランプと絶好調は紙一重。

イップスを繰り返していた時、絶好調から必ずイップスへを繰り返していた。なぜバチバチに入っていたのに急に腕が出なくなるのだと当時は四六時中悩んでいた。今はイップスというものの正体、その対応が分かっているだけでなく、ダーツの根底の考え方や正しいフォーム構築という目指すべきものが理解できているのが自分としては嬉しい。スポーツなので実行出来るかが肝ではあるけど、やるべきことが分かっている人と分かっていない人とでは局面での一投に大きな差が出る。